草間企画 ジーフロイデ株式会社

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社長物語

社長『草間義行』の過去関わった問題解決法や今後を<Q&A>で紹介致します

その2(デザイン会社設立編)


Q11)さてもう一つの通信会社さんとの共同会社の設立のお話ですが、それはどういう経緯からなのでしょうか?

この話の中心人物Aさんは当時、某携帯電話会社の看板デザイナー・プロデューサーでした。

その彼の功績を評価した会社が是非うちの仕事をして欲しいと依頼が来て、資金提供の上、彼のコンセプトに基づいた会社設立の話が持ち上がりました。私が設立に関与した時点では契約の話は済んでいたのですが、実際の交渉事の過程で問題が出て来ていました。そこを私が担当して、会社設立まで仕上げました。


Q12)一番苦労したのはどんな事でしたか?


会社の設立まで相当時間がかかってしまいました。資金提供した会社の傘下にすべきか否かという問題で、相当時間がかかりました。

最初に苦労したのは事務所を借りる事でした。会社所在地が決まらないと登記出来ません。賃貸契約には会社で借りるなら謄本って必要なのに設立前なのでそれが出せないのです。今思うと、あの家主さん良くOKしてくれたなと思います。Aさんは有名人でしたから彼の経歴を説明しました。常識で考えたら普通OKしない様な場面でしたが、家主さんに納得していただきました。

さらにお金が底をついてしまいました。資本金は当然あるのですが、設立前なので一切手を付けられないのです。賃貸契約にもお金は必要ですし。
当初はウイークリーマンションを借りて、設立準備を進めました。懐かしい思い出です。

Q13)結局どういう形で設立したのですか?

資本比率は50%づつで円満解決に持って行きました。当時弁護士さんに強烈に言われましたね。
<草間さん、そんな事したら会社の意思決定の際、意見が分かれたらどうにもならなくなりますよ!>と。今考えても、これは大した問題ではありませんでした。もし問題が起きても役員会決議で決めれば良く、日本の会社には基本的に合議性という考え方がありますし、対外的にこうした交渉をし、話をまとめる自信がありました。


Q14)その後ははどういう流れになりましたか?

軌道に乗せた後は会社の運営を任される形で、常務取締役というポジションで営業、経理、財務、人事から社長の悩みまで聞いてました。 
中でも交渉で思いだすのは、年一回の契約デザインコンサルフィーの見直しの時でした。



Q15)その交渉のポイントって何でしたか?

デザインコンサルティングという<目に見えない仕事>は費用換算が難しいので、そこをどう説明して課金するかを理論づけ、色づけして、交渉しました。

Q16)最後の落とし所は?

作業の時間工数的な見積もりは出しましたが、それはあくまで交渉のテーブルに乗せる<たたき台>です。そこからは相手の予算を引き出し、どこまで頑張るかです。コンサルティングというものは、原価計算出来ませんから、大体の目標額を決めて、それに向かって交渉します。ここはかつて数千万クラスの
装置を販売していた時の経験が大きく役に立ちました。一般的なセオリーとしては、価格交渉は双方の要求額の中間辺りで決着させる場合が多いですね。
それと価格交渉は先手必勝です。最初に要求額を『バン!』と相手に突きつけるのです。
そうするとそこを起点に交渉が始ります。所謂<杭打ち>です。そこがぶれてしてしまうと相手のペースに飲まれます。

また、大手との交渉事は、他人数の方が仕事に関与していますので、交渉途中で相手の<腹>が読みにくいものです。それって誰の意見なんですか?ってね。しっかり見極めないとこちらが<風見鶏>になってぶれてしまいますから。

Q17)ここの経験で学んだ事はなんですか?

企画やアイデアがお金を生むという事です。やり方次第では大きな収益が上げられます。
また、会社の経営手法を学んだ事、そして大手会社との交渉方法でした。




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