CT-gaugeで測れる肉厚測定とΔH測定には特殊性があります。
本装置の測定対象である肉厚は測定箇所が一点しかなく、サンプルの上下から挟み込んで測る必要があります。これはサンプルの上面若しくは側面から測る測定方式では出来ない測定対象です。
仮にこの方式で肉厚測定を行うとすれば、治具を使ってサンプルを正確かつ厳密に上下反転する必要があり、手間と高額な治具代が掛かります。さらにΔHは基準面から凹み量なので治具使ってもかなり難しいでしょう。
非接触レンズ中心厚測定機 CT-gauge。
屈折率にも依存しない。
厚み1mm以下の極薄レンズに始まり
100mmを超える極厚レンズも対応可能。
レンズ測定に於ける特殊ニーズに答える唯一の装置です。
この度、新たに大口径仕様(型式CT-gauge LX)と超高精度仕様(型式CT-gauge DX)の筐体にグラナイト(石)を採用しました。
これにより、再現性・正確性共に従来型より大幅に改善しています。大口径仕様(LX型)は大手光学メーカー様からの特注仕様なので一般には公開出来ませんが素晴らしい性能になりました。一方、超高精度仕様(DX型)は今月中にはリリースします。ご期待下さい!
CTgauge総合カタログ 2022年度版のCTgauge総合カタログです。
・CTgaugeDX
・CTgaugeZD
・CTgaugeLM(マニュアル式)
ご希望の方はダウンロードしてください。
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CTgauge総合カタログ2022
大口径レンズ対応モデル(マニュアル式)CT-GaugeLM 新登場!
大口径レンズ用に開発しました。最大径500mmまで対応が可能です。
基本操作はセンタリング用のヤトイの使用前提ですが頂点検出用特別ステージも用意しています。製造現場のご要望にお応えし、非常に使いやすい機構になっています。
詳しくは
こちら。
非接触レンズ中心厚・外径測定機 CT-gauge ZD リリース!
CT-gaugeDX 比類無き超高精度肉厚測定の証(あかし)
高精度に研磨されたベアリング鋼球径をCT-gaugeで測定しました。この場合、径=肉厚であり
その誤差<1μです(下図)。しかも測定時間は僅か30秒~1分程度。時間のかかる接触式とは一線を画します。因みに透過式測定機ではこの検証は出来ません。
弊社では非接触による中心厚に着眼し、センサーメーカー様とシステム設計メーカー様(エ・モーションシステム㈱様)の協力を仰ぎ、中心肉厚を非接触でしかも<探して測る>装置をを完成しました。この装置の登場でこれまで正確に測定出来なかった『中心厚』が測定可能となります。
詳しくは
こちらまで。
お陰様で各方面から沢山のお話を頂いており、ラインナップを拡充させます。
今後の機種展開としては、
1.高精度測定モデル 3Dマップ付き(CT gauge DX)
2.高速測定モデル(CT gauge Z)
3.高速測定モデル 外径測定機能付き(CT gauge ZD)
4.大口径測定モデル 自動式(CT gauge LX;最大Φ400対応)
5.大口径測定モデル マニュアル式(CT gauge LM;最大Φ500対応)
6.中口径測定モデル マニュアル式(CT gauge MX;最大Φ200対応)
非接触レンズ中心厚測定機 CT-gaugeシリーズ
これまで正確に判らなかった中心肉厚に『光』を当てる。
どうぞご期待ください!
測定装置で重要な要素は、
1)正確性
2)再現性
の2つがあります。2)の再現性に関してはメカ設計で左右され、極端に厳しい水準で無ければ比較的向上させ易い要素です。それに比べ正確性を明記している装置は少ないです。理由は正確性の根拠となる『原器』の有り無しがあるからです。
しかもここ数年、理論分解能をカタログに記載し、検証しようも無いウルトラスペックを記載しいる装置が散見されます。
良く聞かれるのはA社の装置とB社の装置でカタログ表記の値が違うが、どちらが本当に優れているのか?仮にその表記通りの値だとしても実際に検証出来るのか?
皆さんご存知の干渉計には平面と球面の原器があり、この装置の正確性を示す技術的な方法論が長い歴史の中で確立されて来ました。いわゆる3面合わせ法・2球面測定法などの事を指します。そういう観点でいえばレンズ肉厚にはそもそも
測定手法が確立しておらずレンズ肉厚原器も存在していません。
こんな状況の中、レンズ肉厚測定機は類似装置が何種類かリリースされていますが知る限りでは正確性の検証方法はどこも明記されていません。書かれているのは先ほどの理論分解能です。と申しますか、肉厚の原器が存在しないので一番大事な正確性の検証が出来ていません。
弊社開発のCT-Gaugeでは、証明書付きの超高精度鋼球径を反射式で測定する事により この正確性を具体的に検証する事に成功しました。この検証法は透過式測定機では金属製の鋼球が光を通さない為 同じ検証方法はできません。
又透過式は厚みの測定範囲に制限がある為、非接触式が望まれる露光機用大型レンズでは厚みが100mm前後にもなり、測定対象外となってしまいます。
弊社開発のCT-gagegeは、数度の試作を繰り返しスキャンニング3D解析法と独自の製造方法で遂に完成しました。さらに最近要望の多い、
・超肉薄レンズ(0.3mm前後)測定
・研削加工中の肉厚検査
・高速測定
などの新機能も続々開発中です。
他社の追従や類似を許さない
超高精度非接触レンズ中心厚測定機
CT-Gaugeどうぞご欄下さい。そして質問等あればいつでもご連絡下さい。
問い合わせ先は
こちらです。
レンズ肉厚は正確に測る事が極めて難しい対象です。このCT-gaugeでは非接触かつ
正確性を目的として製品化しました。測定の基本方針は、
1)サンプルに対し測定光を垂直入射させる 2)頂点検出はこの状態のままサンプルステージ側をXYスキャンする3)3D解析から肉厚を自動検出
4)さらに測定精度向上の為、ブロックゲージ(セラミック製)を装置に内蔵し 校正直後に測定
さらにはその正確性を示すエビデンス(実証)の研究も重ね、サブミクロン精度
を達成しました。
尚、測定時間は条件設定次第です凡そ10~30秒程度です。
◆装置概要と動作原理の詳しい説明は
こちら
◆メカ機能とソフト機能の詳しい説明は
こちら
※動画は このページ下に掲載しました。
大口径仕様も承ります。大口径はRが長くスキャン式は不要と判断し、測定は外形センタリング方式です。この大口径仕様は製造ラインで運用出来る様、レンズ情報を予め入力し測定開始ボタン操作だけで迅速な測定が可能となっています。
次は大口径と真逆の測定ご要望です。小さいφはどこまで可能か?
最小φ3mmのニーズがあり、これもクリアしました!
※但しこのサイズは専用機が望まれます。
CT-gauge,日々進化しています。乞うご期待下さい。
レンズ接合用電子制御式芯出し装置(型式:UPA) 発売開始!
光学レンズの貼り合わせ作業は中々難しいです。特にΦ20mm以下ともなるとレンズに触れただけで偏芯測定機の像が大きくズレてしまい作業が極めて困難です。 この難題を解決する方法は無いのか?マイクロで出来ないか? 作業現場からはこんな声を良く聴きますが決定版がありませんでした。
待望の装置、遂に完成です。超音波モータというサブミクロンの位置制御が可能なアクチュエーターを駆使し、手動では到底不可能な芯出し作業をこなします。 名称を『
UPA(Ultrasonic Precision Aliner)』と命名しました。
どうぞご欄下さい。詳しくは
こちらです。
弊社は、様々なレンズの偏心測定機を取り扱いしております。
各レンズ偏芯測定機、光軸厚み測定機の詳細は「製品案内」ページへ
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