ジーフロイデ株式会社

東京板橋区板橋2-20-5-203

㈱ルケオ製  歪(ひずみ)検査器 LSMシリーズ


ガラスやプラスチック製品内部にある『目に見えない不均一な力』
歪の大きさと方向を計測し分布図で表示する



歪(ひずみ)検査器とは?


歪検査器とは?


ガラスやプラスチック製品には、内部に力が加わっています。内部の力のバランスが崩れた状態を歪(ひずみ)と呼び、目で見ることができず、破損などの原因になるものです。歪検査器は、その目に見えない内部の力を「見える化」して、製品の品質を管理することができます。

主な特徴
①歪の大きさと方向に関する分布図を表示できます。
②短時間で分布図を表示できます。
③偏光素子(偏光板・波長板)は自社製(ルケオ)です。
④測定物の大きさにより、装置を選択します。



多種多様な素材と測定対象


ガラス製品の残留応力の定量測定、プラスチック製品の歪検査、光学フィルムの位相差測定、結晶材料の歪の有無の検査など、日本だけでなく全世界で活躍の場があります。



検査方法と基本原理




回転検光子法
歪を持つ測定物に円偏光を照射すると、複屈折の影響により楕円偏光に変化します。その後、回転検光子により、楕円偏光の内、偏光透過軸と平行な成分の光のみが直線偏光として透過します。この場合、回転検光子を透過した光の強度は、楕円の状況により、特定の変化を見せます。 この装置は、決まった4つの角度でカメラ撮影を行い、それぞれの角度での光強度から偏光状態(楕円率と楕円の傾き)を計算します。そして、測定物がない時とある時の状態を測定し、それぞれの偏光状態の違いから測定物の歪を算出します。

歪検査器の種類





ストレインアイ(目視タイプ)





セミオート セナルモン  (半自動タイプ)
フルオート ストレインアイ(全自動タイプ)



非球面レンズの「歪(ひずみ)」を測定してみる

非球面レンズの歪を測定してみました。

非球面レンズのサンプル測定
検査器は、偏光した光を透過させ、その透過光を分析し、数値化しております。そのため、原則、サンプルは平行平面であることが求められます。非球面レンズの測定では、空気中の検査よりガラの曲率に近い屈折率の液体につけて検査した方が、撮影できる領域が増えます。
通常、外周部から冷えて固まるので、外周部は歪が残りやすくなります。また、レンズの曲率の影響および画角の影響により光軸が斜めになるため、外周部はリタデーション値が大きくなる傾向にあります。

※サンプル測定依頼は承りますので、ご希望の方はお問い合わせよりお願い致します。










仕様


画像をクリックすると、拡大表示されます。



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