私は光学業界、特に光学測定機に携わって30年近くが過ぎました。20代後半に入った会社が米国製のレーザー干渉計、途中から粗さ計という測定機を販売する会社でした。 私の在籍していた会社は装置メーカーでは無いので装置改良などの要望には答えら得る範囲に限界がありました。であれば独立してお客様の要望に答えたオリジナルの自社開発の測定機を作りたい。そんな思いが高まりました。
そんなある時お客様のご要望でレンズの肉厚を正確に測れないものか?出来れば非接触で。
そんな思いで自社開発の
CT-Gaugeが誕生しました。
今までメーカー任せだった基本原理の構築や検証方法を自ら手掛ける事となり、それから満足の行く結果を得るまで3年は要しました。
又今までの売るだけの立場から製造側への転身は楽ではありませんでした。果ては製品の耐久性まで考え、ありとあらゆる事まで考え尽くす。。。
それから更に数年が経ち、この装置はお客様の要望で鍛えられました。お陰様でやっと大手光学メーカー様への導入が始まり、今ではそこの社内の標準機としての位置づけを頂くまでに至りました。
そしてさらにここ数年で様々な計測機、しかも他社では中々見かけない優秀な測定機が集まりました。その性能は皆マニアックで一般的では無いです。
一例をあげますと、
1.干渉計のビデオ信号から3次元解析するソフトウエア(
Koptwave)
2.光学系の軸ズレ程度を測定する測定機(
コマフリンジアナライザー)
3.ラインナップに無い
干渉計原器の製造、干渉計のカバー率を拡大する装置(
スティッチング装置)
4.自動アライメントで非球面レンズの面間偏芯軸ズレ・外径・アスを測る装置(
RTX)
4.大型サンプルの面粗さを測る装置(
GBS)
5.使い易く高精度でしかも廉価。偏芯測定機の決定版。弊社のみのカウントで累計販売数200台超えのベストセラー機(
CS-A1100)
等でどれもかつて見た事が無い程の素晴らしい装置です。協力会社様のお陰でレンズ関係で言えば偏芯、面形状評価、表面粗さ、軸ズレの把握、非球面の相対位置関係等、かなり幅広い計測分野を網羅するに至りました。
私が目指す方向は『業界の名医』です。他社で出来ない、無理だと言われた難題を解決したい。そんな測定機を皆さんにご提供したいと思います。
先ずはご相談下さい。共に解決策を考えたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。